2010.2.28.
そろそろ、「がん」の話題に戻りますが、
オリンピックネタの最後に一つだけ。
浅田真央選手が負けたことについて、
あれこれコメントが飛び交っています。
選手の気持ちについては、
何も申しません。
オリンピックなんか出たこともなければ、
聞いてるだけでも激しそうな訓練など
やったこともないので、勝手に
ゴチャゴチャ言わないのが礼儀と
心得ます。
よかったね、とか、残念だったね、とか
本人の気持ちを分かって言うならともかく、
TV見ただけで分かった気になって言うのは礼を欠く、
私はそう考えます。
前人未踏の技を決め、
それでトップになれなかった、
そして、歴史をつくったのですから、
私は、良かったな、と、考えます。
本人にとって、どうなのかは知りません。
金をとっても、毎回、誰かが取るんですから、
歴史の中に埋もれてしまいます。
その点、今回の名勝負は、後世においても、
歴史的に語られ続けるでしょう。
がんになっても、ならなくても、
どうせ死ぬんです。
がんになったから死ぬのではありません。
ならなくても、いつか必ず死は訪れます。
生きている間に何をするかをいつも考えます。
歴史は、学校でいやいや勉強する「過去」のものではなく、
今から未来へ向って「創るもの」と考えます。
歴史に参加するかどうか、後世にどう影響を与えるか、
それが基準です。