藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

TOP

2013年01月31日

  

えとせとら

日本のインフルエンザ対策というと 「うがい」、「手洗い」、「マスク」という ことになってきましたが、厚生労働省は今年、 「うがい」については、日本独自の対策でもあり 実は、予防策として、明確な根拠はないとし、予防啓蒙ポスターに「うがい」を表記することを推奨していない、ということです。
 
実際に見た各自治体のポスターの中には確かに、「うがい」はないものがありました。
ただ、「うがい」ありのもいくつもみましたが。

昨年でしたか?

このブログで、「うがい」に根拠はない、と書いたらあるメディアの方が、とんでもない社長がいる、とツイッターで炎上させましたが、こちらは火事は慣れてるので平気です。 

 

むしろ、いや、この社長の書いてることの方が真っ当、という意見が圧倒的に多く、あとは意見ではなく
単に、野次を飛ばすだけのツイートはたくさんありました。 おかげで、うちのブログも評価が高くなり結果的にANKが広く知られることとなりました。

 

なお、「根拠はない」と書いたのであって「うがいに意味はない根拠がある」とは書いていません。

 
喉が気持ちよくなる、よけいなものを洗い流す、何らかの効用はあるかもしれません。 逆に、やりすぎると、粘膜が傷んでしまうかもしれません。 いずれにせよ、本当はどうなのか、そんなことはわからないのです。
 

申し上げたのは、「一つ覚え」で、インフル対策といえば

三種の神器!

やらないやつは非国民的な風潮が問題だ、ということです。

 

 

なんでも、ウイルスが気道粘膜に付着してから、体内に入るまで20分しかかからない、なので、20分おきに、うがいをするのは非現実的、というのですが。
 
ウイルスが、細胞内に入るのは、「一瞬」です。  20分もかかりません。   増殖するには、8時間くらいかかります。

もっとも、一個や二個、ウイルスがとりついたぐらいで感染は成立せず、大量のウイルス粒子がとりついて初めて感染となるので、実際の感染成立までの経緯は様々です。

手洗い、というのも、意味はわかりません。  何で、手を洗うのか? 清潔にする、気持ちがいい
礼儀、精神を整える、、、  いくらでも手洗いをする方がいい理由はあります。 ただ、ウイルス感染と手洗いにいったい、何の関係があるのでしょうか。
手に付着したウイルス集団が、気道粘膜に移動する可能性がゼロではありませんが、ま、あんまり関係ないでしょう。  ウイルスが付着している飛沫を吸いこんだら、即座にウイルスは、「とりつき」ます。

手は、関係ありません。
 
ちなみに、息を吸える限り、ウイルスは入ってきます。  マスクをしていても、ふつうに息を吸う限り、ウイルスはフリーパスです。 99N とかいうのは、あくまで密閉して、粒子を含んだエアを、素材だけを通過させた時の粒子の除去率、つまり、バイパスできない時の話であって、一般の人が99Nマスクなんか、つけても、隙間から息を吸っています。  そうでないと、苦しくて、とても「歩く」というような「重労働」はできません。 99.9N のマスクがもしあったら、完璧に呼気はマスク布をさけ、隙間から入ってきますから、粒子の実質的な遮断率はゼロに近くなるでしょう。

 
要するに、99Nマスクなんて、一般の人がインフル対策にする意味はありません。 英国では、むしろ一般の人はつけないようにつけるなら、訓練が必要としています。
 

では、私は、マスクなんかしないのか、というとまあ、確かに、私は、インフルエンザに感染した経験がないはず、少なくとも、湾岸戦争のころ、人工心肺のお世話になり、その後健康になってからは、風邪をひいたことがないので、関係ないといえば関係ないのですが、一応、冬はマスクをしていることが多いのです。   顔を隠すためでしょう、と、社員に言われているかもしれませんが湿気を保つためです。

なので、安物の厚手のガーゼのマスクが一番いいのです。あれに「魔法の水」をかけておくと、花粉症が、ぐっと楽になります。 魔法の水というのは、水道水のことですが、別に、何でもいいのです。
たぶん、インフルエンザ対策にも多少はなると思いますよ。

 

要するに、元気な人は風邪をひかないのです。
 
インフル対策は、元気になること、それしかありません。

極端に体を冷やさない、喉を乾燥させない、体をあっためてから寝る、就寝中、あまり過度に部屋が乾燥しないようにする、多少のケアはやった方がいいでしょうが、感染するときはしますから。

 

絶対的に、どうだ、こうだ、ということは誰も言えません。

 
自分で考えるしかないのです。

 

ワクチンも日本は集団接種という暴挙を延々と繰り返したあげく相次ぐ批判を受け、ずいぶんと任意接種に切り替えてきましたが通常、ワクチンは任意接種が世界の常識です。(最近の英国をのぞく)
ようするに、よくわからんから、です。

どうするか、自分できめてください、ということです。

絶対的な正解があって、国が、立法化やら行政指導を行い、国民全員にある規制をかけるあるいは、絶対的に正しいようなニュアンスで、強く推奨する、そういったことを今までやってきたわけです。 これからは通用しません。 根拠がないことはすぐに国民にばれるからです。
 

>>全投稿記事一覧を見る