日米両政府が相次いで コレステロール摂取制限に 根拠がないことを認めました。
元々、根拠などありません。
最初からつくりあげた話です。
コレステロールは食品として摂取する量など大したことはなく、ほとんどが、体内で合成されるため コレステロール合成阻害剤を承認し 各国、兆円の単位で売れてきたのです。
一方、食品中のコレステロールが、「体に悪い」など 矛盾する話が、ばらまかれ、大きなビジネスを 創り出してきました。
初めから確信犯で ダブルスタンダードだったのです。
このところ、一つずつ作り話が崩れてきています。
ただ、相変わらず、善玉コレステロールだの 悪玉コレステロールだの、意味のないことが 言われています。
コレステロールに善悪はなくコレステロール誘導体というのはあっても 善玉とか、悪玉といった区別はありません。
化学構造式を書いて、善玉と悪玉の違いを説明できる人は、一人もいません。
そんな違いは、存在しないからです。
一般に、LDLを悪玉コレステロール、 HDLを善玉コレステロールと言ってのけてしまいますが LDLもHDLも、コレステロールをごく一部、含んでいるということであって、両方とも、中性脂肪や、フリーの脂肪酸グリセリンに脂肪酸や、リン酸などが結合したもの、要するに、脂の塊に、タンパク質が混ざったものです。
LDLとHDLの違いは、曖昧です。
HDLの成分が、少しずつ変化していき、どこか、適当なところでLDLという名前に変わる、ということなのですが
最初からLDLとしてつくられるLDLもあるんだ、という説もあります。
HDLと疾病率の相関はわかりません。
LDLが高くても、特に、問題はありませんがLDLが低い、特に男性の場合、顕著にがんなどを原因とする死亡率が跳ね上がります。
つまりLDLは、悪玉どころか、足りないと大きな問題になり
多くても、特に問題はない、ということです。
時間の問題で、LDL悪玉論も消えていくことでしょう。
そもそも、LDLが高いと問題だからLDLを低下させる薬を承認しましょう、ということではなかったのです。
LDLが高いと問題という説があり、ほんとかどうかはわからないけども、効果判定には長期間のトレースが必要なので、とりあえず、LDLを低下させる薬を承認するその後、実際にどうなるのか、長期観測が必要、という条件付きの承認だったのです。
LDL悪玉論は、実は、真逆なのであるという事実が厚生労働省内、厚生記者クラブで発表されてから数年経ちましたが、ジワジワと、浸透してきています。
厚生記者クラブで、ANK療法の必要性を説明させていただいてから何年で、広く遍く浸透するのか、これからからが勝負ですが世の中、どんどん透明になってきていますからこれから先は、加速するでしょう。