藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2015年03月03日

  

えとせとら, 免疫

日米両政府が相次いで コレステロール摂取制限に 根拠がないことを認めました。
 
元々、根拠などありません。

最初からつくりあげた話です。

コレステロールは食品として摂取する量など大したことはなく、ほとんどが、体内で合成されるため コレステロール合成阻害剤を承認し 各国、兆円の単位で売れてきたのです。
 
一方、食品中のコレステロールが、「体に悪い」など 矛盾する話が、ばらまかれ、大きなビジネスを 創り出してきました。
初めから確信犯で ダブルスタンダードだったのです。

このところ、一つずつ作り話が崩れてきています。

ただ、相変わらず、善玉コレステロールだの 悪玉コレステロールだの、意味のないことが 言われています。
 
コレステロールに善悪はなくコレステロール誘導体というのはあっても 善玉とか、悪玉といった区別はありません。

化学構造式を書いて、善玉と悪玉の違いを説明できる人は、一人もいません。

そんな違いは、存在しないからです。

一般に、LDLを悪玉コレステロール、 HDLを善玉コレステロールと言ってのけてしまいますが LDLもHDLも、コレステロールをごく一部、含んでいるということであって、両方とも、中性脂肪や、フリーの脂肪酸グリセリンに脂肪酸や、リン酸などが結合したもの、要するに、脂の塊に、タンパク質が混ざったものです。
LDLとHDLの違いは、曖昧です。

HDLの成分が、少しずつ変化していき、どこか、適当なところでLDLという名前に変わる、ということなのですが
最初からLDLとしてつくられるLDLもあるんだ、という説もあります。
 
HDLと疾病率の相関はわかりません。

LDLが高くても、特に、問題はありませんがLDLが低い、特に男性の場合、顕著にがんなどを原因とする死亡率が跳ね上がります。
 
つまりLDLは、悪玉どころか、足りないと大きな問題になり
多くても、特に問題はない、ということです。

時間の問題で、LDL悪玉論も消えていくことでしょう。

そもそも、LDLが高いと問題だからLDLを低下させる薬を承認しましょう、ということではなかったのです。
LDLが高いと問題という説があり、ほんとかどうかはわからないけども、効果判定には長期間のトレースが必要なので、とりあえず、LDLを低下させる薬を承認するその後、実際にどうなるのか、長期観測が必要、という条件付きの承認だったのです。

LDL悪玉論は、実は、真逆なのであるという事実が厚生労働省内、厚生記者クラブで発表されてから数年経ちましたが、ジワジワと、浸透してきています。
 
厚生記者クラブで、ANK療法の必要性を説明させていただいてから何年で、広く遍く浸透するのか、これからからが勝負ですが世の中、どんどん透明になってきていますからこれから先は、加速するでしょう。

 

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