藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2015年09月26日

  

えとせとら

2015.9.26.
 
 
未だに、日本軍のパールハーバー空襲を
米国が事前に知っていた、米国は日本の
パープル暗号を解読していた、、、
 
という話が、ネット上を駆け巡ります。
 
 
ここまで日米開戦(1)~(4)では
そんな表面的なことより
もっと深い話をはじめ
そもそも、宣戦布告なんか
いちいちする方が変!
ということなどを書いてきました。
 
 
今回は、もっと単純に考え、
ハワイ王国を騙し討ちで消滅させ
勝手に、自分の領土にしてしまった国に
騙し討ちが悪いのどうの、言われたくはありません。
 
(今回は、ここまでの話より、きわめて常識的な内容となっています)
 
ハワイは「国」だったのです。
それも、島ごとに対立していたのを
統一というか、占領というか、
ハワイ諸島として、一つに国に
まとめたわけですが、ともかく
米国に騙し討たれた時点では
一つの「国」だったのです。
 
ハワイに日系移民が移住を続け
このままでは、ハワイが日本領となる
可能性もある、と考えた米国は、
米国人が襲われた! と騒ぎ立て
安全を確保するためと称して
強引にハワイ王国を潰し
合衆国に編入してしまいます。
 
ドウランを塗って変装した米兵が
米国人を襲うなど、正真正銘の騙し討ちに
よって、ヒト様の国を分捕ったのです。
 
そこを宣戦布告前に空襲した、
騙し討ちだ、けしからんと言ってのけたわけです。
 
 
よっぽど日本人を馬鹿にしているのです。
 
 
 
米国人に、よく言われたのですが
米国の歴史は浅い、その点、日本には
長い歴史があるのが羨ましい、、、と。
 
そういわれると、いつも、
何を言うか、アメリカと呼ばれることになった
大地には、長い長い歴史があり、それを
担ってきた人々を、ほとんど皆殺しにしておいて
今更、歴史があるのが羨ましいなどと
よくぬかせる。
だったら、最初から、歴史を消滅させるな、
と言い含めました。
 
彼らの発想には、都合の悪い歴史は、すぐに消えるという
前提があるようです。
 
 
日米の激突は、何も太平洋戦争から始まったのではありません。
そういう意味で、真珠湾空襲を,
米国が事前に知っていたのか、いなかったのか、
どちらであっても、大勢に影響はないのです。
 
 
戦国時代、宣教師が世界各地に布教活動に赴き
言葉も通じない土地に、教会を立て、信者を集めていく
ここまでは、真似のできない立派な行動と賞賛しますが
こうして、親派を確保しながら、狙った領土の内部抗争を
探り、鉄砲・弾薬を供給することで、内戦をコントロール
します。 日本は、たった10年で、国産火縄銃を開発
さらに改良を加え、性能においても、生産数においても
ヨーロッパを上回ってしまいます。 硝薬も、チリ硝石が
有名でしたが、こちらも、尿から自前の火薬を量産します。
ほどなく、宣教師とパイプをもたなくてもよくなるのですが
ある時期までは、宣教師→堺の会合衆→大名という
ルートで鉄砲・弾薬が供給され、対価は当時、一番
商品価値が高かった「奴隷」で支払われました。
日本では、「生口」といいますが。
もちろん、反対勢力の一般人を捕まえては売り飛ばしたのですが
戦国時代、日本から100万人以上の奴隷がザンジバルなどに
送られ、取引された、という説もあります。
今から、ほんの十数年前には、奴隷貿易の拠点であった
ザンジバルに、戦国時代当時、売られた日本人奴隷の子孫と
称される方が、当時、日本で流行していた
子守歌を唄われていました。
 
戦国時代には、もちろん、米国という国はまだなく
植民地化と、先住民の大量虐殺が始まる
少し前でした。
 
イスパニアのマニラ総督は、日本人は、
精神が豊かで、礼儀正しく、器用で勤勉であり
技術もあり、ヨーロッパを上回る鉄砲を量産し
大阪に集まる金の量は、世界の3分の1に達する
経済力。騎馬は強く、武将は有能で兵は勇猛、
ヨーロッパの兵は、わずかな傷でもすぐに
敗血症になるのに、日本の兵は、全身創痍となっても
温泉につかっていると、そのうち槍を担いで
走り回っている、、、、 大型帆船や大口径砲は
まだヨーロッパに分があるが、これも時間の問題で
ちょうど、地中海でレパントの海戦があった時期の
前後の海戦では、世界初の鋼鉄の装甲戦艦に
速射砲を搭載した艦隊が出現した、、、、、
既に、東南アジア各地に日本人町が栄え、
このままの勢いで、勢力を拡張すれば、
ほどなく欧州勢は駆逐され
ここマニラ総督府も彼らの占領下となるであろう。
ただし、「ヒデヨシ」には、世継ぎがなく、必ず
世代交代の際に争いが起こる、そこがつけ
どころである、と本国へ報告しています。
 
 
その後、日本が鎖国政策を取る間に
米国の「西部開拓」が行われ、インディオの
大半が民族絶滅に追い込まれます。
 
西海岸の端まで、先住民を一掃した
米国は、今度は、太平洋を西へ向かい
スペインの植民地であったフィリピンを
武力で奪い取り、西へ向かう大きな拠点としました。
 
小笠原にも基地を置いていましたので
そのまま米国領となる可能性大でした。
 
彼らの理屈では、土地の所有権は、
「発見した人のもの」なのです。
そこに誰が住んでいるかは関係ありません。
奴隷として売り飛ばすか、奴隷にならなければ
皆殺しにするだけです。
インディオの奴隷化策も検討され
実際に、インディオを洗脳する実験も
行われ、残された実験の画像もみた
ことがありますが、インディオは、何を
どうやっても、自分たちの精神や
アイデンティティーを失わないので
これはもう殺すしかない、となったわけです。
おとなしいナバホ族は生き残りましたが
他は、ほぼ絶滅に追いやられます。
白人は、馬を持ち込み、馬など見たこともない
インディオを機動力で圧倒していました。
そして、中西部のインディオの生活の糧である
バッファローを、白人の騎馬隊が銃撃しまくり
こちらを絶滅に追い込みます。
実際、一頭のこらず死に絶え、後日
輸入しなおしたバッファローが今日の
オクラホマ界隈に、野生しています。
経済基盤を失ったインディオは追い込まれ
白人によって、頭の皮を剥がれ
トロフィーにされてしまいます。
西部劇が盛んに制作された時期がありましたが
話は、完全に、挿げ替えられ、インディオは
残虐という印象をつくりだしています。
絶滅に追い込まれた民族の方が
絶滅に追い込んだ人々より残虐であるという
映画を平気で何本もつくったのです。
 
さて、米国の捕鯨船が補給基地にしたのですから
当然、小笠原は米国領、とされてしまいます。
南極の土地の領有権を主張しあい
火星の土地まで勝手に誰のものと決め
土地売買の市場までたてる人たちです。
そんな馬鹿な?? と思われている間に
さっさと既成事実をつくりあげます。
 
土地は誰のものでもないはずですが
誰かから買ったのだから、自分のものだと
言い張り、その誰かは、別の誰かから買ってるのですが
元をたどっていくと、土地の所有権は、最初に誰かが
勝手に自分のものだと、決めただけなのです。
領土問題に正しい解決はあり得ません。
 
小笠原が米国領にならないよう、咸臨丸は
訪米使節団の護衛のふりをして
西海岸まで航海します。
そこで、米海軍は、南北戦争で忙しいことを
確認した上で、使節団をほったらかして
さっさと、太平洋を取って返し、小笠原諸島を軍事占領した
咸臨丸は大ヒットを飛ばしました。
 
その後、ハワイは米国領にされ、ほか、ミッドウェー
ウェークと日本に伸びる島々のラインを確保され
グアムがマラリア群島の中に楔として打込まれていました。
 
 
米国が次に狙った獲物は、「中国」でした。
 
 
ここに日米開戦の直接的な引き金となった
中国権益争奪戦が繰り広げられます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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