藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2016年06月23日

  

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2016.6.23
水素水ビジネス批判が過熱し
業界大手の日本トリムさんが
誹謗中傷に対して、法的措置をとる
可能性を警告する事態に至っています。
日本トリムさんの大株主だった
大手企業の投資担当をやっておりましたので
トリムさんの肩をもつ、というわけではありませんが
まじめに事業をやってきたトリムさんにとっては
水素水をいい加減な作り話で宣伝して
売りまくろうとする悪質な業者も
水素水批判をさしたる根拠なく展開する
人々も、どちらも迷惑でしょうね。
確かに、水素水を飲んだら
がんの予防になる、、、
これは言い過ぎですよね。

がんの予防になるのか
ならないのか、証明することは
ほぼ不可能です。
否定することも不可能ですが。
何十年もの間
人が何をどうして生きるのか
その間に様々な影響を受けるわけですから
のんでた水が水素水かどうかで
どっちに転ぶかなど、意味のあるデータを
とることはできません。

子宮頸がんワクチンの場合。
メディアが勝手に子宮頸がんのワクチンという
名前をつけたので、そう思っている人が多いわけです。
あれはあくまで、パピローマウイルス感染症の
予防を目的とするワクチンです。

接種してから、何十年たって、子宮頸がんになる
リスクにどう影響するのか、そんなことは
測定できるわけありません。
意味のあるデータはないのです。

子宮頸がんの予防効果そのものは全く
不明なのに、だからこそ、医薬品メーカーは
パピローマウイルスワクチンと自分で呼んでいるのに
あたかも子宮頸がんを予防するデータがあるように
錯覚している人が多いわけです。

こういう世の中をなめてかかって
水のんでたら、がんにならない、
そういえば儲かると考える人が
でてきてしまい、実際に売れてしまう
これはゆゆしき事態です。

 

ところが今度は、水素水ビジネス批判を

ビジネスにする人々も群がります。

水素水ビジネスをまとめて

偽科学のように否定しようとします。

 

データがない、だから偽科学だ、と。

 

データというのは、なんでもとれるものでは

ありません。

データがないから偽科学というなら

政府承認取得済のほとんどの医薬品は

「病気を治す」データはないのです。

これは偽科学ということになるのでしょうか。

病気が治ることは意味しないデータは

山のようにあります。

データがありさえすれば中身や内容はどうでもいい

とでもいうのでしょうか。

 

偽科学だと騒ぐ人々の

根底にあるのは、科学万能主義とか
科学信仰のようなものです。

データをとれば何でも証明できるという
傲慢です。

実際には、科学的に探求できるのは
複雑な自然のほんの一部に過ぎません。

それでも飛行機を飛ばし
(なんで飛行機が飛ぶのか
実は、科学的には説明できないのですが)
宇宙ロケットを飛ばし
核兵器をつくってしまい

病気の治療もやるのです、が
複雑な人間の体の中が
しっかり見えてやっているのでは
ありません。

水も水素も、科学研究の対象としては
非常におもしろいものです。
わからないことだらけだからおもしろいのです。
ましてや、人間の体の中に入って
どうなるか、それはわからないです。

なので、いい加減な効果を適当にうたって
水素水をうりまくる、という業者に対する批判
これは分かるのですが、最大手の日本トリムさんは
そんなアホなことは言うてません。

トリムさんの水素水生成機でつくった
つくりたての水であれば
常温でも、お茶の葉から濃厚なお茶がでますが
普通の水で、あんなにお茶がでることはありません。

あきらかに水道水とは違うのです。
では効果は、というと、医療上の効果については
胃腸の調子を整える効果として、医療機器の認可を
とっておられますが、がんを予防できるので
みなさんのみましょう、とは宣伝してないはずです。

あの水は、飲めばわかりますよ。

批判する人は
飲んでからいいましょう。

私の個人的感想、というやつですが、
調子のいいときは、あんまりよくわかりませんが
具合の悪い時は、しみとおるように体に吸い込まれていく
ようで、のみやすく、確かに、便通がよくなったり
花粉症が軽くなったり、要するに、効率よく水分補給が
できるようです。
これ大事なことですよね。
水分補給って、水のめばいいのではありません。
水ですから。

のんでわかれば買う。
わからない人は黙って買わない。
ごちゃごちゃ、と作り話の宣伝をする業者については
質問すればいいじゃないですか。

なんで、水のんでいろんな病気が治ると
おっしゃるのですか? と。

質問にたいして、まともに答えられないはずです。
つい今朝がたも、公的な機関が安全性について評価した結果を
発表した、とネット上で話題になっています。

毎日、水素水生成機でつくった水を1.5~2リットルのんでもらった
ところ、何割という人が、胃腸の調子を崩した、というものです。

こんな「非科学的」な実験を、「科学的」検証のように
錯覚する人が、まだまだ多いのが実態です。
毎日、無理やり、1.5~2リットルの水をのんだら
病気になる人が出るのは当たり前です。

臨床試験というのは、厳密性を追求するほど
実は、データの精度や意味が失われるのです。

安全性の評価なので、あんまり少量では
量が少なかったから問題がなかったという
ことかもしれない、なので、大量にのんでもらう
大体、こういう条件になっていきます。

で、のんだ人と飲まなかった人、さぼった人
そういうのはデータが不正確になるから、と
ほとんど強制的に飲んでいただくわけです。
いや、具合が悪いな、という人は飲まなくていい
にしてしまうと、バイアスがかかったことになります。
あくまでのんでくださいよ、と。

少し考えれば、自分は何の試験に参加しているか
ぐらい、すぐにわかります。 あの話題の水素水の
安全性の試験に参加している、
実験台やってる、となると、安全かどうか、試験しないと
いけないものを、自分は毎日のんでいる、大丈夫だろうか
今日は、のどがかわいていないけど、しょうがない
のまないと、、、、 とやってたら、胃腸の具合わるくなりますよ。
どう考えても、バイアスがかかるのが必定の試験の
結果をもって、こういう安全性について疑義を示す
データがでた、という非科学的な物の見方を
する人が、まだまだいる、のです。

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