藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
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2017年05月03日

  

えとせとら

2017.5.3.

 

 

 

何やら、ニュートリノ入りの水というのを

売ってるところがあるのですねえ~~

どう見ても、真っ当なビジネスには

見えませんが。

 

 

では、ニュートリノ入りの水はあり得ないのか

というと、一応、ニュートリノが存在している水

ということなら、「あり得る」ということになります。

 

もっとも、存在している、だけでは、どんな水でも

なんでもそうだ、ということになるので

お金をとって人に売るようなものではありません。

 

 

では、絶対にありえないのか、というと。

ニュートリノ入りという言い方はおかしいのですが

ニュートリノが衝突する水、ということなら

絶対ないとはいえません。

 

 

たとえば、スーパーカミオカンデは、

ニュートリノを捕捉するためにつくられましたが、

そこには、大量の水が使われています。

 

水には、大変、不思議な性質がいくつもありますが

スーパーカミオカンデに使われている水は

普通の水ではありません。

 

 

 

そもそも、ニュートリノというのはなんぞや、

ということですが

そういう粒子があるんだ、と考えられており、

既知の物質とほぼ、反応しない、

あるいは衝突しないで、素通りすると

考えられています。

 

どうやら、私たちは、日々、

膨大な量のニュートリノが降り注ぐ

シャワーの中で生きているようなのですが、

完全に素通りされると

その存在に気付くことはありません。

 

もし、ニュートリノでできた、

ニュートリノ星人がいたとして

日々、私たちの体を素通りしていたとしても、

「お話」することはできないわけです。

永遠にすれ違う出会い、というか、

出会っていないのです。

 

 

じゃ、なんで、お水を溜めているだけに

見えるスーパーカミオカンデは

ニュートリノをキャッチできると

考えられているのでしょうか。

 

 

ある特殊な状態にある水分子は、

ニュートリノが衝突し

その際に発光すると考えられています。

ニュートリノを直接とらえることは

スーパーカミオカンデであっても

できない相談なのですが、

発光を捉えるこで、ニュートリノが

衝突した痕跡をキャッチしよう、というものです。

 

微弱な発光をとらえるために、膨大な数の

巨大な光電管がズラリと球状に据え付けられており

TV番組が紹介する時には、

光電管ばかりが話題になります。

 

たしかに一つ一つが、すご技の光電管で

それが、とんでもない数の団体さんで

揃っている様は、荘厳です。

 

 

ですが、光電管自体は、普通にあるもの、です。

 

ニュートリノをキャッチする本質は

光電管ではなく、「水」なのです。

 

 

なんで、あんな山の中、地下につくったのか。

 

 

花崗岩の塊があること、これが条件の一つです。

 

 

花崗岩の下に巨大な空洞をつくれば

そこには、花崗岩に染み込み

自然に濾過された水が集まってきます。

これを改めて精製するのですが

もちろん微弱な発光をとらえるには

「綺麗な水」でないと話にならない

という意味もあります。

そして、摩訶不思議にも、ニュートリノを

キャッチする「水」になるのです。

 

なぜ、メディアはこの点を報道しないのか

不思議ですが、どんな物質でも透過する

ニュートリノが、なぜ、スーパーカミオカンデなら

捕捉できるのか、光電管は光を捉えている

だけですから、いったい、何が、なぜ

ニュートリノを捉えて、光を発するのか

こっちが、「真ん中」の話です。

 

ニュートリノ入りは無理でも

ニュートリノが衝突する水を

もっと簡単につくれないのかというと

少量なら、やれなくはありません。

それでは、実験の条件に合わないのですが

花崗岩と同じではないものの

ある種の鉱物で濾過した水は

ニュートリノを捕捉すると

考えられているようです。

 

一応、我が家にも一台

「そう言われている」装置が

転がっています。

 

あくまで、浄水器&整水器として

使い、コーヒー淹れたり、料理したり

そのまま飲んだりするだけなので、

ニュートリノがどうなのか

そんなことは関係なく使っています。

 

観るからに、また、飲んでみても

コーヒーを入れてみても

一般的な整水器や、野外用浄水器とは

モノが違う、という感じはありますが

ニュートリノがどうのこうの、というのは

調べようがありませんので

普段は気にせず使っています。

アフリカの難民キャンプなどに

行ったこともありますので

欧米の軍が使用する浄水器も

一通り試しましたが、浄水器は

美味しくはない、ですね。

日本の水道水なら、整水器がフィットしています。

 

この家庭用整水器より巨大な装置でつくる水

コップに入れてみる分にはただの水にしか

見えませんが、飲むとすぐに吸収するようで

ガバガバのんでも平気で、すぐにトイレへいきます。

あっという間です。

たまに、ペットボトルの水をのむと、

ドーンとお腹に溜まり、腸までゆっくり下がっていく感じ。

ペットボトルの水は、吸収が悪いですからね。

お通じには、そっちの方がいいようですが。

 

で、この特殊な水、お風呂の湯船にはって

真っ暗にすると、淡いチェレンコフ光のような

水色の蛍光色を発し、ほのかに輝きます。

 

では、こういうのを売る意味はあるのか。

 

 

まあ、普通の整水器をつかっていれば

特に要らないと思います。

ばかでかい上に、面倒ですから、操作も。

 

お風呂光らせたければ、バスクリーンでも

グリーンの蛍光に光りますから。

 

 

もう一つ、ニュートリノを捕捉する水が

あるというのですが。自分では、検証の

しようがありません。

 

人間の羊水、だそうです。

 

あれ、ニュートリノが衝突する、と。

でも、光電管、つっこむわけにもいかず

外に採りだして、検証したようですが。

 

 

このレベルの話になると

ふううん~~ というぐらいに

読んでおいてください。

私も、ここまでくると

どこまでほんとかはわかりません。

 

ただ、スーパーカミオカンデは実在し

目の前に、不思議な水をつくる装置が

転がっている、これだけは事実です。

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