藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2009年11月03日

  

免疫

2009.11.03.
 
 
メーリングリストの配信に
厚生労働省の技官の方の
意見が載っておりました。
 
誰でも登録申請できる有名な
メーリングリストなのですが、
会員内部のみの配信なので、
個人名は伏せ、本文をそのまま
コピーするようなことはできません。
 
 
要点をかいつまむと、
ワクチンの有効性については、
明確なエビデンスが存在しないが、
ワクチンの量産、備蓄は進めるべきと
考える、とされています。
理由は、インフルエンザに対する
有効な対策が存在しないので、
国民を不安にさせないために、
ワクチンの準備くらいはしておいた方が
安心材料を与えることになる、ということです。
 
 
この方は、やはり専門家でありますから、
ワクチンの有効性の証明が、どれほど難しいかを、具体例をあげて、
丁寧に説明されています。 その中で、ワクチン評価モデルとして
取り上げられたBCG(結核予防)について、長文の説明があります。
接種した人、しない人、長期間、大規模なトレースを行い、結果は、
有効性 -20%から100% の間となり、結論は「不確実」
となります。  なお、試験における成績は、実際に実用化させた時よりも、
好結果が出る傾向があります。 この大規模な調査結果を受け、
先進各国は、BCG集団接種の導入を取りやめます。 
日本は、BCG接種率100%。 
で、結核患者発生率は、他の先進国より10倍以上、高いのです。
 
確かに、何かが、間違っていますね。
 
また、ツベルクリン反応で陽転したら結核に感染しないと、勘違いしている人が
多いこと、ツベルクリン反応による皮膚の硬結反応が強いほど
結核に感染する確率が高いのに、話が逆になっていることを
指摘しておられます。 BCGに限らないのですが、
「ワクチン接種により抗体ができたら感染しない」、という
イメージをマスコミが膨らますから、国民は間違った情報を
信じてしまうのである、とも批判されています。
「重症化を防ぐ」というのも、あたかもそのような効果が
確認されているかのようなイメージをマスコミが与えている、
とされています。

ツベルクリン反応が陽性になっても、
結核に感染する
、ご存知でしたか?

ワクチンで抗体ができても、
感染は防げない
、これも、ご存知でしょうか?

みんな、マスコミが作り上げた空想だと、
厚生労働省の技官の方がおっしゃっている
のです。

 

正直に、如何にワクチンの有効性なるものが、
マスコミによって捏造されたかをご批判されて
おられますが(自分が働いているお役所には責任ないのかな?)。
 
しかし、結論として、効果が証明されていない
インフルエンザワクチンを、
国民を安心させるために作ってしまおう、というのは、
典型的なお役人様の考えること、ですね。
そのために、何百億円使うんでしょうか。
ざっと、電卓を叩くと、今回のインフルエンザワクチンだけで
500億円は使いますね。 
 
ANK療法1万クール以上可能ですよ。
とりあえず、従来型と何ら変わらないインフルエンザの
対策に、有効性が証明されない、ワクチンをつくるために
500億円を使い、今、生死の境にあり、国が認める治療法では
どうにもならないがん患者さんについては、国は何もしない。
 
国民を安心させるため、といえば、聞こえはいいですが、
ストレートに言うと、国民を騙すために、500億、使うんです。 
もっとも、対策はないんです、と正直に
言ってしまうと、「政府は何をしているんだ! 責任を取れ!」
と騒ぐ人達が出てくるでしょう。 政府が頑張ったって、対策が
ないものはないのです。 政府の責任を追及している暇が
あったら、自分で、対策を講じるしかありません。
ですが、お前らが悪いんだ、と、ひとのせいにする人が多いのが
現実ですね。 お役人さん方は、自分達は、ちゃんと対策を
立てている、というふりをしたがるのです。
そのために、500億。
けしからんですね。
 
もちろん、政府としても、緊急対応のための食品やインフラ確保
とか、やることはいくらでもあります。 ですが、何よりも、
感染を防ぐ手段がないことは
明確に認めて、その上で、対策をどうするのか考えることを
はっきりと国民に宣告すべきでしょう。
 
がんセンターや東京大学病院へ行っても、
末期進行がん、全身遠隔転移となれば、
助かりません。 それは、当のがんセンターの
先生方がよくご存知です。 
助かる手段が、「がんセンターの中にはない」ことは
認めるべきでしょうし、実際、最近は、認め始めています。
対策がないのに、あるふりをすることで、どれ程の
混乱を招き、国費や、患者さんの家計も消耗させ、
激しい副作用に苦しみ、最後に、他の治療手段を
探そうと思った時には手遅れ。
最初から、正確な情報を伝えないからこうなるのです。
 
では、ANK療法を受ければ、がんは治るのか?
いいえ、それは分かりません。
これが正確な情報です。
受ければ治る、いいえ、そんなことは分かりません、
あ、そう、じゃ、治らないんだ、いいえ、そうは言ってません。
そんな単純じゃあ、ありませんよ、ということです。
もちろん、もっと、細かい話は可能ですが、
一言で、答えろ、となると、分かりません、
そう答えるしかありません。
 
 
ああ、ワクチンが準備された、ワクチンを射てば安心だ、、、
と、騙されると、本気で本当の対策を考えなくなります。
 
効きません! となれば、じゃ、どうするのか、考えるでしょう。
 
今でも、三菱商事の診療所長のお言葉が胸に残っています。
ワクチンが効くと信じて、B型肝炎ワクチンの遺伝子工学タイプのものの
ライセンス(国外への技術導出)の仕事をしていた時です。
当時、社員の肝炎ウイルス感染率は5割に達していましたから、
世界中に売りにいくより、社内販売した方がてっとり早いと考えたのです。
また、同僚が国外出張や駐在の際、ウイルスに感染することを防ぐんだ、
という気持ちもあったのです。
 
ところが、一言、一喝されます。
 
「そんなもの、効かないんだから、下手にワクチンを射ったと思って
 行動が大胆ないし無謀になると、本当に、感染する確率が上がる。
 ワクチンなど何も射たないで、感染が成立するような行動を回避する
 ことを考えるべきだ。 君は、ワクチンが効くと思っているようだが、
 ならば、質問するが、一体、感染症というのは、何種類あると
 思っているのか。 たとえ、君が信じているようにワクチンが効いたとしても、
 一つや二つ、ワクチンを射って、何の意味があるのか?」
 
流石、世界中の地域で感染してきた商社員を見てきた先生です。
でも、当時は、うん? ワクチンが効かない??? という意味は
わたくしも、よく分からなかったのです。 効くと思ってたもん。

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