藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
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TOP > 戦争の危機せまる状況でも学園問題フィーバー

2018年03月11日

  

えとせとら

今日は東京大空襲

明日は3.11

3.13は大阪大空襲と

災いの記念日が続きます。

 

TVで盛んに東日本大震災の映像を

流すのは当然として、相変わらず

学園問題が盛んに報道されています。

 

もちろん、学園問題が軽い問題な

わけはありませんが、ひたひたと

戦争の危機が迫っている時に

国会の審議がこの問題オンパレード

となると、国民の目をそらすために

野党も協力を惜しまないのかと

勘ぐりたくもなります。

 

単に恰好の政権政党攻撃のネタが

転がっているのでとびついてるだけでしょうが

国難に際し、何かを真剣に考えているのでしょうか。

 

 

1000発以上と言われる

北朝鮮の無誘導弾道弾は

日本を狙っている可能性が高いわけですが

数の問題で迎撃は不可能です。

何発かは落とせても日本の防空能力が

飽和してしまい、撃ち漏らしがでてきます。

 

イスラエルは湾岸戦争において

イラク軍が発射した北朝鮮製のミサイルによって

被害を受けました。

今、北朝鮮が保有するものと基本的に

同じものです。

 

B29の高高度精密爆撃の際、

精密とは狙って投下するという意味であって

狙った場所にあてるという意味ではなかったようで

日本特有の強風によりほとんど外れでした。

陸軍の中枢機関が集中した相模大野周辺は上空の大気の

乱れが激しく容易に高高度爆撃を行えないのが

場所を選定した理由の一つでした。

 

当たらない敵の爆弾よりも

高射砲の破片による被害が大きかったと

言われていますが、湾岸戦争においても

同じことが起こったといわれています。

 

組み合わせも同じ北朝鮮製のミサイルに対し

イスラエルを防衛したのはパトリオットミサイル。

当たったこともあったのですが外れも多く

むしろパトリオットミサイルの破片の方が

大変な被害をもたらしたといわれています。

(パトリオットミサイルのバージョンは

当時と日本に配備されているものとで

まったく異なります)

 

その後、イスラエルは当然ながら

対策を練ります。

4種類の迎撃ミサイルと

レーザー砲により、何がきても迎撃すると

していますが、イスラエルの場合は

弾道弾を発射してくるエリアを限定できるので

射程が短い迎撃システムでも対応可能です。

安価なロケット弾の大量攻撃に対して

一発10億円もするような高価なミサイルで

迎撃していたのではコスパが合わず

数をそろえられるとおいつけなくなります。

兵器の値段も重要な要素です。

一発うてば、一発なくなってしまう

ミサイルと異なり

レーザー砲はランニングコストが

安くすみます。

イスラエルが配備しているのは

射程が数キロ程度で

イスラエルにとってはこれでも十分なのですが

北朝鮮から日本列島に飛んでくるものを

迎撃するのは無理があります。

日本中に設置しないとだめだからです。

むしろ、韓国には向いているでしょうね。

もっとも単なる砲弾に対してはよほど

強力で大型のレーザーでない限りは無効です。

 

 

大陸間弾道弾は米国を狙い

韓国は普通の大砲や第二次大戦型の

ロケット弾でも十分攻撃可能で

もう少し大きいものの米国まで全く

届かないクラスの弾道弾は

韓国南部か日本を狙う

その場合、米軍の三沢基地や

岩国基地だけではなく

そしてもちろん沖縄や横須賀だけではなく

司令部機能が集中する横田基地や

座間キャンプも優先目標になるでしょう。

 

正確に狙えるものではありませんが

一応、その辺りを狙ってうってくるものと

考えられます。

湾岸戦争の際

よほど運が悪くなければ

当たるものではないと

タカをくくっていた米軍でしたが

サウジアラビア・ダーランの

米軍基地に見事にイラク軍が発射した

北朝鮮製のミサイルが命中し

大きな被害がでてしまいました。

射てば当たる時には当たります。

 

北朝鮮が「たくさんもっているタイプ」の

ミサイルにはもちろん、核弾頭はついておらず

通常爆薬か、化学兵器の可能性が高く

生物兵器は言うほど簡単に

つくれるものではないので

神経ガス等がもっとも可能性が高いでしょう。

 

一方、北朝鮮がミサイルに搭載可能な

核弾頭を実用化しているのか

大気圏への再突入に耐えうる丈夫なものか

広島や長崎に投下された「核爆弾」より

桁違いに破壊力が大きい「熱核爆弾」を

保有しているのか、みせかけだけなのか

まだまだ未確認のことが多いわけですが

少なくとも「保有している可能性」はあり

また、米本土まで到達可能な

弾道ミサイルは確実に保有しています。

 

米国側でも迎撃態勢はあるわけですが

もし一発でも撃ち漏らし、米本土上空

数百キロとか、それ以上の高度で

電磁パルスを大量放射する状態で

爆発されると米国のほとんどの

「電気が流れるもの」には勝手に

膨大な量の電流が流れ、ほとんどのシステムが

機能停止となり、映画「サマーウォーズ」

よりもっとひどいことになると

考えられています。

しかも高高度で爆発させるなら

丈夫な再突入体は不要であり

迎撃も難しくなるということです。

 

 

この状況で経済制裁措置を続けると

北朝鮮も何かをしないといけなくなります。

 

 

 

攻撃してくれば防げない可能性がある以上

米軍は、やられる前にやる前提で

準備を進めています。

 

高度1万メートル上空を飛ぶドローンは

レーダーでも目視でもなかなか発見しづらく

地下数十メートルまで岩盤でも貫く

誘導弾を投下してきます。

普段から空を飛ばしておけば

いきなり攻撃可能で

中東などで頻発する爆弾テロも

結構、ドローンから投下された

爆弾であり、ハワイの地下基地から

コントロールされていることを

知ったデドワード・スノーデン氏が、テロと

言われているものの実態を暴露した

わけですが、今回は、テロではなく

正面からの戦争です。

 

爆発力をキロトン単位で出撃直前に

調整できるB61-11や、B61-12

非戦略核爆弾も地下基地を破壊可能で

小型の核爆弾といっても広島型より

最大で20倍以上の破壊力をもちます。

マッハ1.4以上、高度12メートルで

侵攻してくる

ほぼ迎撃不可能な史上最強の

ストライカーであるB-1Bランサー

爆撃機はB61シリーズを16発搭載可能で

これを米軍は62機保有しています。

詳しくは、「B-1Bは核攻撃可能」を

お読みください。

単純計算で、全部、フル武装で飛ばしたら

広島型の2万倍の破壊力となりますが

これは戦略兵器ではないということで

戦略兵器制限条約の規制外となります。

 

この手の兵器は小型の戦闘機でも搭載可能で

米軍にはいくらでも「手」がある、ということです。

 

巡航ミサイルもあれば、超大型の気化爆弾もあります。

気化爆弾は、最大のものは核兵器に匹敵する破壊力がありますが

何せ大きいので爆撃機には搭載できず、輸送機で

運ぶため、敵の迎撃能力を無力化しないと出撃できません。

広範なエリアにガスを撒いて一気に爆発させ

破壊力そのものは地上に限定されますが

地下基地も「酸欠」になるため無事では

すみません。核兵器、生物兵器、化学兵器に

対応するNBC防御システムの弱点の一つが

酸欠にされた時です。危険なものを除去することは

できるのですが、酸素がなくなると意外と対応困難で

かといって酸素を放出すればそれこそ二次爆発を

起こす危険があります。

 

 

とにかく、いろんなものがあり

オスプレーも地形が似ているという理由で

四国の山地帯や緯度が同じ東北の山地などで、

徹底して北朝鮮への攻撃の訓練を

繰り返しています。

日本の空のほとんどは米軍が使用するエリアと

なっており、米軍は日本に対して

安全に配慮する義務がまったくないため

好き放題に訓練可能であり

また日本の基地から好き放題に

他国を攻撃可能で、日本に対する

事前通知義務もありません。

 

 

トランプ大統領が何もしない可能性は

考え難く、逆に何かが起こらなければ

戦争に突入する可能性は非常に高いわけです。

 

 

北朝鮮側が、朝鮮半島や日本列島上空で

電磁パルス爆発を起こせば、

電子機器が使えなくなり

米軍の脅威もなくなり

自衛隊も何もできず、数に物を言わせて

韓国と白兵戦で雌雄を決するなら

北朝鮮の勝ちとなる可能性があります。

これに勝てるのは、中国軍の雲霞の如き

大歩兵部隊だけです。

 

 

どういう形で戦争となっても

戦争にならなくても経済制裁が

長引くほど北朝鮮崩壊の可能性が高まり

難民が押し寄せるため

北海道や富士の裾野をはじめ

難民収容キャンプの準備や

疫病が拡散するのを防止する策など

日本も着々と戦争準備を進めています。

 

 

この状況で、政権政党の指導力低下となると

いざという時、どうなることでしょうか。

 

 

 

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