このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。
TOP > NHKスペシャル731部隊の真実
2017.8.19.
NHKスペシャル「731部隊の真実」が
国内外で、反響を呼んでいます。
番組の内容自体は、ソ連側の裁判での
証言の生声録音の再生など、
こういうことをやらせると
流石はNHKというものです。
ただ、「反響」というのが、
こんな事実があったのか、、、、
日本人が、こんなことをやったのか、、、、
といった、驚きが、多く見受けられます。
ううん。。。。
そういうものですかね。。。
私などは、新入社員として、医療産業に入り
相手が何者か、よく知らず、
後から、わかったのですが
731部隊現役だった人に
医療業界の「掟」について
「教育」を受けたので、731部隊OBが
(OGはいないみたい、、、)
戦後の日本の医療の基礎を築いてきた歴史と
なるほど、それで、こんな仕組みになっているのか、と
生まれる前の時代の話と、現在の日本の医療の実態とが
連続性をもって、見えてくるわけです。
731部隊が、人体実験をやっていたなど
周知の事実だと、「思ってた」んですが
最近では、そうでもない、ご存じない方も
多いみたいですね。
731部隊というのは、大陸において
「生物兵器の大量生産」をやっていたのであって
人体実験そのものは、日本国内でも
行われていました。
国内で、大量生産して、漏れたらおおごとですから
生産は、満州の寒冷地の人口密集地を避けて
行われていました。
時々、メディアも、ちらりと報道します。
新宿の近くなど、都心の再開発の時、「掘り起こす」ので
「都合の悪い真実の証拠」が出てきてしまいます。
実際、異常な人骨が大量にみつかった理由が
TVで説明されたこともあります。
日本政府は、資料がないので確認できない
と答弁するということですが、嘘はついていません。
資料は、米軍に引き渡され、日本としては
「なかったこと」にされたからです。
本来、A級戦犯どころか、特SSS級戦犯として
徹底して、裁かれるべき731部隊や、同様のことを
やっていた100部隊や、他の組織が、基本的に
不問とされたのは、731部隊の研究成果が米軍に
引き渡され、米軍の生物兵器実用化に全面協力したからです。
そのため、日本に公式な資料がある方が不思議、
ということになります。
米国にとって、日本は敵であり
日本人は、骨抜きにすべき標的ですが
731は、役に立つ僕だったわけで
戦犯にはしなかったのです。
極東軍事法廷では、731部隊は裁かれず、部隊長の石井は
米国フォート・ディートリック生物化学兵器研究所に
招かれます。 この研究所、米国が、生物兵器禁止条約を
批准した後は、おおっぴらに生物兵器の研究ができなく
なったため、フレデリックと名称を変えますが、
ドイツ語で発音すると、ディートリッヒから、フリードリッヒへと
もろ、ハプスブルク家の名前になっています。
石井は、朝鮮戦争に投入され、細菌戦の前線指揮を執っています。
生物兵器の基本は、炭疽菌です。
健康な人は、簡単に炭疽菌には感染しません。
そこで、無理やり、強制感染させます。
それでも、まだまだ不十分なため
感染者から、炭疽菌を取り出し、
これをまた、別の人に強制感染させます。
この「取り出し」というのが
あまりにも非人間的なやり方で行われます。
書くのはやめておきます。
こうして、人から人へと、強制感染を
繰り返して、連続5人の人の命を奪った菌が
生物兵器の「種菌」とされます。
この種菌をだらだらと培養すると
感染力がおちます。
一気に大量培養し、粉末化し
安定な状態にします。
これを陶器に入れて
爆撃機からばら撒く、など
兵器として使えるものに仕上げたのが
731部隊の「実績」です。
米国は、1988年に、イラクに
炭疽菌の大量培養装置を売却しています。
装置の写真は、有名なビジネス誌NW誌に掲載されていました。
その当時、サダム・フセインは、米国にとって
英雄でしたので、イランと闘う武器を渡したわけです。
問題は、培養装置ではありません。
種菌をもっていたことが問題です。
人間に強力に感染する種菌をつくるには
あまりにも非人間的なプロセスが必要です。
もちろん、生物兵器自体が、とんでもないものですが。
覚えてらっしゃる方は少ないかもしれませんが
米国で、バイオテロ騒動が何度かありました。
封筒が届いて、白い粉がふいていたら危ない、、、
米国のエスタブリッシュメントほど、白い粉を
怖がりました。 なぜならば、炭疽菌は
生物兵器化されており、その大量培養装置を
米国が他国へ供給し、行方不明になっていたので
あれを使われたらやばい、炭疽菌を粉末化した
白い粉を、いきなり封筒などで送りつけられてきたら
どうしよう、と戦々恐々だったのです。
731部隊のナンバー2 内藤は
有名な医薬品メーカーの社長になりました。
とんでもない「おっさん」でした。
いきなり怒鳴りつけるのです。
どうも、通過儀礼か、テストみたいで
平然と、淡々と、答えていると
認められるのです。
この会社、前身時代から何かと物議を醸しました。
5000円で、血を買い集めたのですが
派手にやり過ぎました。
血を売り過ぎたため
貧血で倒れる人が続出しましたが、今でも、
他人の血液から細胞を集め、再生医療をやろうとすると
血液を「買う」ことは許されません。
血液の提供は、「無償」でなければいけないのです。
実際には、他人の細胞を使う再生医療は
相当ハードルが高いものがあり、実用化されていません。
戦場で傷ついた兵士を当座、生きながらえさせる
「特効薬」は、何といっても輸血です。
痛みを麻薬で緩和し、血液を与えると
助かる人もでてきます。
米軍が、朝鮮戦争の戦場に血液を送るため
内藤に、お前が、まとめろ、とミッションと共に
利権を与えたわけです。
最大の利権を手にしたのは
ナンバー4 のY氏です。
なぜ、突然、「氏」がついたのかというと
医薬品産業では、奉られておられる御方だからです。
この人物、731部隊での任務は、植物ウイルスです。
ウイルス兵器の研究の過程で、米国本土攻撃のため
風船爆弾を飛ばしていました。
とりあえず、山火事を起こさせていたのですが
もちろん、狙いは、火事ではなく、
生物兵器の撒布手段として使うことであり
実地に実験をしていたのです。
この人物が創り上げた組織は
医薬品産業の根幹を握る利権を与えられ
まだ、今になっても影響力があるので
ここらへんで、うやむやとさせてください。
米国と英国で、731部隊の研究成果の
譲渡を受けた際の責任者には、両方とも
会っています。
英国のN博士は、素性を知らないで
一緒に、各地を旅しながら、新薬開発の
ツールを医薬品メーカーに紹介していたのですが
そのツールというものの一つは、
世界最大の毒性微生物のコレクションです。
N博士は、如何なる毒性微生物でも
自由に英国に持ち込めるフリーライセンスを
もっていました。 その時点で、気付くべき
だったのですが、もちろん、生物兵器開発の
責任者です。 日本の731部隊ゆかりの人々が
異常に気を遣うので、あれ? と気づき始めたのですが
私が手伝っていた仕事は、
毒性微生物の抽出物から、新薬の種を探すものであって
生物兵器の開発を手伝うわけではありませんし
いまさら、急に態度を変えることも「あぶない」ですから
素知らぬ顔でお付き合いしながらフェードアウトしていきました。
米国の責任者は、最初から、こいつだ、とわかっていたので
話はしませんでした。ただ、会っただけです。
有名人ですので、イニシャルも書きません。
よくわからないで、仕事を一生懸命やっていたら
とんでもない世界だったわけです。
そういうのにかかわりたくないから
医療の仕事からは離れるつもりだったのですが
リンパ球バンクと出会ってしまい
これはやらなければ、しかし、真っ当な仕事なので
異常な業界の中では、困難が多いぞこの仕事は
と最初から見えていました。
これも天命と心得ます。
それにしても、本当に悪いことをする奴は
見た目は、とっても紳士です。
人の心の微妙な機微がわかり
優しく人に接し、
もてなしてくれ
ホスピタリティー満点で
子供を大事にし
目の前の困っている人は本気で助ける
で、堂々と、生物兵器を開発している。
紳士みたいに見えると、言ったときに
「そういうのを紳士と言うんだ」と
教えていただいたことがあります。
なるほど、紳士とは、優しい人なのではなく
「優しく(ふるまえる)人」なのですね。
いつもより、歯切れの悪い書き方になってきましたが
731部隊は「過去の歴史」ではありません。
もちろん、今、当時のメンバーが、現役で要職に
あるわけではありません。
主要人物は、全員、他界しています。
ですが、二世は、現役でご活躍中であり、
また、731OBがつくりあげた
システムは、今も動いています。