藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
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2013年07月14日

  

えとせとら

2013.7.10.
 
 
TVで、参院選前の党首座談会をみました。
 
ちなみに、不在者投票を済ませましたが、
このブログを読まれた方。
是非、選挙には投票してください。
 
TVで「馬鹿をやっている」政治家をみても、
あれは馬鹿ではないのです。演じているのです。
国民が、馬鹿馬鹿しくなって、選挙にいかなくなると
もう、好き放題、勝手放題、国民の自由や権利を
奪いに来ます。 何が何でも、選挙にいくくらいは
やってほしいのです。 投票率が高くなること、
それは、国が少なくともこれ以上悪くならないための
必須要件です。
 
 
で、座談会ですが。
与党圧勝では、更に好き放題やるのは目にみえているので
この際、野党なら、どこでもいい、という気でおりますが
相変わらずの、野党各党首の「自虐史観」を聞いていると
誰がこんな連中に投票するか、という気持ちになる、、、
でも、ひっかかってはいけない、投票率が下がると
またまた国家は好き放題、勝手放題、国民の権利を
奪い続けるので、共産党でも、どこでもとにかく
選挙だけはいかないと、、、と気を取り直しながら
見ていました。
 
 
日本が侵略戦争をやった、だからちゃんと
謝らないと、、、 という類の話を党首がしているのを
聞くと、アホか、こいつ、と怒鳴りたくなります。
 
このところ、オバマ大統領が、時折、「歴史認識」について
コメントしますが、よりによって、
あんたには言われたくないですねえ。
黒人のあなたが、なぜ大統領をやっているのか。
差別しようというのではありません。
北米大陸には、黒人は、ほぼいなかったのに
なぜ今、たくさんの黒人がいるのか、大統領を出すほど
大勢力になったのはなぜなのか。 自由意思で北米大陸へ
わたってきた人もいるのかもしれませんが、大半は違うでしょう。
 
 
逆に、なぜ、ジェロニモ酋長の子孫が大統領になることはないのか。
 
エリー族、ヒューロン族、ヒューイ族、イロコイ族、オンタリオ族
ミシシッピ族、イリノイ族、アパッチ族、シャイアン族、スー族、、、
 
独自の分化を誇った諸部族の中で、
今も、そこそこの人口を残すのは
ナバホ族くらい。 
オクラホマで彼らとチャリティーマラソンを走ったのですが、
その後、ちらほらみかけた野生のバッファローは、
オーストラリアからわざわざ連れてきたバッファローの子孫。 
一時は、北米から一頭残らず、殺され、消えてしまったのです。
白人は、インディオのほぼ全員を、
一人ずつ自分たちで殺したのではなく、
重要な食糧であるバッファローを皆殺しにすることで、
兵糧攻めにしたのです。
そして、部族の力が弱ったところを、
映画と逆のことをやってのけます。
インディオを捕まえては、
頭の皮を剥いで、コレクションにしたのです。
 
しかも、皆殺しにした相手の部族の名前を今も平気で使う、、、
どういう神経でしょうか。 
湖や州の名前だけではありません。
たとえば、肉の処理場が集まっていたため、インディオが
「臭い! (シカゴ!)」と呼んだ町があります。
巡航ミサイル「トマホーク」は、インディオの投げ斧の名。
対戦車攻撃ヘリ「アパッチ」や「ヒューイコブラ」、
多目的ヘリ「イロコイ」は部族の名前。
あとは、ファントム(悪魔)戦闘機、ヘルファイアーミサイル(地獄の炎)
など、およそろくな名前をつけていません。
大陸間弾道弾MXにいたっては、
何と、「ピースメーカー(平和の使者)」 どこがやねん!!!
ま、確かに、これをぶっ放せば、戦争はもうできなくなりますが。
中性子爆弾は、兵器に損傷を与えず、兵士を苦しませずに
一瞬にして死に至らしめ、残存放射能が少ない、
よって「地球環境にやさしい人道的核兵器」と呼ばれました。
 
こういう神経をもった、というか、神経はないような連中に、
原爆を落とされて、それも戦争前から戦後の占領政策を練り上げ、
核兵器を用意し、ドイツではなく、日本に落とすために、わざわざ用意し、
戦略物資の供給を絞り上げ、
日本が開戦か降伏するかの二者択一しかない状況に追い込み、
極めつけは、ポツダム宣言受諾の用意あり、
と降伏の意向を示した日本に、
これでは戦争が終わってしまう、
と慌てて、原爆を二発も落とした、、、
この上、なにゆえ、日本が侵略戦争をやったので
謝らなければいけない、といつまでつぶやき続けるのか。
 
 
こういうことを一貫してやってきた連中に、歴史認識がどうのこうの、
日本は侵略戦争を行ったのどうの、言わせてはいけないのです。
 
 
むしろ、大東亜戦争により、欧米列強の植民地支配は弱まり、
特に、大英帝国の覇権は衰弱し、インドと周辺諸国が独立したほか、
フランス領インドシナ、オランダ領インドシナも独立、マレーシアや
シンガポールも独立を果たします。
スペイン領であったのを米国が分捕ったフィリピンも
独立します。
これらの侵略を欧米列強が謝ったなど
聞いたことがありません。
これらの地域の中には、日本軍が解放した後、
日本の無条件降伏時にも、まだ、欧米列強による再占領が
なされていなかったところもあります。
あるいは、インドネシアをはじめ、
欧米列強に対する独立戦争がおこり、旧日本軍が
組織ぐるみで義勇軍として参戦、
万余の歩兵部隊と、隼戦闘機などが
1945年9月3日の終戦以降も、戦い続けたのです。
アジアの独立のために。
 
どう客観的にみても、何なら地図に色を塗ってみれば一目瞭然ですが
欧米によって植民地化された地域、日本軍が占領した地域、戦後独立を
果たした国々、この時系列を眺めれば、如何に侵略者「欧米」に対し
日本が、東南アジアや南アジアの解放者であったかがわかります。
 
 
さて、「歴史認識」が政治の道具として使われるのは、
東アジアについてがほとんです。
 
 
要するに、米国、中国(本土)、北朝鮮、韓国が、ゴチャゴチャと主張するのは
日本は戦争に負けたのであり、戦後賠償をしっかり払い続けろ、ということです。
これを歴史認識といってるのです。
 
 
ロシアは、外交上、まだ日本と「戦争中」で、戦後賠償の取り決めもありません。
シベリア抑留も、「まだ戦争中だから」、「何か問題でも?」と、
平然とやってのけていたのです。
 
歴史認識といっても、たとえば、「中国4000年の大嘘」はありますが、
中国という国としては、それほど長い歴史がありません。 
中国という地域には、数多の王朝が輩出しましたが、
今日の中国の形が整ったのは、モンゴル帝国の時代が初めてです。
その後、明朝、清朝、中華人民共和国も、概ね、中国の形はとっていますが、
清朝は、満州族による統治であり、中華人民共和国は、漢民族が取って代わり、
明朝は、漢民族。それ以外に、漢民族による統一王朝は存在しません。
どちらも漢民族ではありませんが、
隋は30年ほど、秦は、15年ほどでほろびます。
他にも後漢など、強勢な国がでたことはありましたが、
全土の統一にはいたらず、また、勢い自体も長続きしません。
結局、ほとんどが、群雄割拠の時代で、
文化を醸成している余裕はなかったのです。
北朝鮮や韓国にいたっては、歴史上、
今の国境で括られる国は、なかったわけです。
あくまで、第二次世界大戦によって、
それも、戦後、米国の思惑によって
歴史的なつながりの濃い地域のど真ん中に、
わざわざ国境線を引いて
人工的に、作り上げられた国々です。
 
戦後の日本も、米国の「ご指導」の下、運営され、
米国企業の下請けとして製造に精を出し、
稼いだ金のおおよそ2倍を、米国財務証券の購入により、
米国に「払ってきた」わけです。
日本人は、いくら汗水流して働いても、
圧倒的に米国企業が豊かになるだけという構造が
続いてきたわけです。
その役割の一部が韓国と中国へ移り、日中韓のど真ん中に、
問題さえ起こせば、米国によって存続を保障されている北朝鮮がいるわけです。
ここへきて、戦後の東アジア分割統治による、経済システムが崩れてきており
ようやく、戦後が終わろうとしていますが、ただ崩れてしまうだけでは
東アジアは沈みます。
 
今こそ、東アジアが一つとなるチャンスですが、
米国は、東アジアはバラバラで
あり続けることを望み、相変わらず、
「歴史認識」、「日本は侵略した悪い国」を
繰り返し、中国、韓国の歴史問題である高句麗論争にも介入し、
東アジアが一つとなることを阻止する構えです。 
また、東アジアが一つといっても、
間違っても、「日本が中国になる」のは勘弁です。 
中国は日本消滅のシナリオをもっていますが、
それなら、まだ、米国の実質支配下の方がましでしょう。
もっとも、今のままでは、中国は崩壊し、
韓国経済も沈み続けてしまいます。
 
 
歴史認識といわれ、語られている自虐史観などは、「作り話」ですから、
真っ当に歴史をみる人が増えれば、自ずと、効力を失っていきます。
 
 

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