このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。
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2011.11.12.
TPPの影響をもっとも受ける可能性が
高いのが医療分野ですが、なぜか、最後の
最後に医師会が騒ぐまで、医療関連業界は
沈黙をまもってきました。
さりげなく、TPP騒動前に
最高裁で混合診療規制は適法との判決を
済ませてしまって、その直後から医師会が
騒ぎ始めたわけです。
TPPは、単に関税を撤廃するだけではなく
規制緩和や自由競争の促進という趣旨が強く
当然、日本特有の規制も撤廃を検討する
可能性があります。
それにしても、ろくな議論もなく
強引に参加決定というのは相変わらず
国民不在です。
厚生労働省も、いやあ、よくわかりません、
ええ、外務省の方からは、これしか聞いてませんので、、、
というコメントの連発で、具体的な影響の可能性について
これといった見通しは発表されていません。
TPPは米国の意向を押し付けるもの、との
批判もあり、また、日本の外交には主体性がない
と、よく言われますが、ではなぜ、そうなっていく
のでしょう。 (続く)